脛骨骨折、皮膚移植 体験談

2021年4月に脛骨腓骨開放骨折、治療と生活

脛骨固定

創外固定後は

皮膚の安定確認のため

二週間ほど様子見になった。

 

結果から言うと

皮膚は左側が壊死

右側は復活

 

脛骨の固定のためプレート固定

腓骨は針金でそのままでもいいかも

皮膚移植は発生したため、超音波で血管、血液の流れを調査など

手術の準備をしていく。

 

創外固定したあと11日目で

骨折部の腫れはだいぶ引いてきて

足にはシワが出ている状態だ。

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しわ



 

皮膚の状態(皮膚移植へ)

創外固定をされてから皮膚の回復を促すため

アイスノンで足を冷やすように言われる。

足の両足をアイスノンで冷やし

黒くなった皮膚を冷やしてなんとか回復させる。

黒くなっている部分は壊死しつつあるので

完全に壊死すると皮膚移植となってしまう。

(後述するが皮膚移植は考えているより

 大変で非常に面倒なものだった)

 

なお、回復は神頼みらしく冷やすしかない。

赤くなればラッキーという感じみたいだ。

もしくは別の治療とかあるのか?

 

ここでdaishunの後悔は

1,2日目は左足の左側が黒かったため、左側を優先して

冷やしていたが、4日目以降は右側が黒くなり

右側は復活しなかった。(左側は復活した)

開放骨折時に骨が出てしまったところなので

医師もやっぱりだめだったかという部分だ。

 

ただ、両側しっかり冷やしていれば

もしかしたら皮膚移植しなくて済んだかもしれない。

後々、本当後悔である。

左側だけでも復活したのは非常に運が良かったのかもしれないが・・・

 

もし皮膚の壊死について受傷後に冷やす段階の方は

しっかり冷やしてほしい。

看護師に補助してもらってアイスノンで頑張ってください!

もしかしたら皮膚移植しなくて済むかもしれない!!

創外固定

手術室が開くまで待ってから創外固定の手術となる。

 

創外固定とは(daishunが解釈した内容)

・正規の処置までの仮固定

・体の外で部品(棒や連結器具)を使い固定する。

・創外固定の状態で退院することはない。

 (一生そのままとかではないはず・・・)

 

daishunの場合は

開放骨折で皮膚へのダメージがあった

皮膚が使えるか判断する必要があり

正規の処置ができないので仮固定して様子を見る。

そのような内容だ

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創外固定

創外固定は仮の固定なので

骨自体の回復は考えていない。

これ以上損傷しないように固定をしている。

 

皮膚はとにかく冷やすのが大事だった。

この時点で皮膚の色は左足の左右両側で黒くなり始めていた。

病院到着から洗浄、待ち

病院へ着くと緊急オペ室へ運ばれる。

オペ室はその場でレントゲンを撮れるようになっており

レントゲンをとって確認をした。

 

PCR検査を行い陰性確認

麻酔の先生や看護師が名前を名乗ってくれて

処置をどんどんしていく。即忘れてしまったが・・・。

 

ズボンは処置をするのに面倒なので

切り裂いて脱がしてもらっている。

尿管をつけるためパンツも切り裂きで処分

バイタル確認のため、心電図や血圧計、酸素計を取り付け

痛み止めの点滴を追加

 

受傷部は洗浄が必要なため洗浄を行うが

非常に痛いため、眠る麻酔をすることになる。

こちらも寝ている方が楽なのでお願いした。

 

洗浄の際に

脛骨で割れた骨のかけらがポロッと取れてしまったらしい。

よくわからんが・・・

 

起きると病室で待ちの状態

手術室があいていなく16時まで待ち

 

あとでわかったが創外固定手術となる。

受傷時の心境、病院へ

受傷時は何が起こったのか全くわからなかった。

重量物を搬送中にバランスがくずれ、ものが揺れていて

危ないと感じたときには

足首が挟まれて激痛となった。

 

「足が、足がー」と30秒ぐらい叫んでいた。

なお、事故自体は起こるべく起こったと思う。

すべてが悪い方向にいったため発生した。

一つの条件でも揃わなければ発生しなかったが

悪い事というのは重なるもんだ・・・。

 

とにかく痛いが

人がいないので挟まれてもがいているだけ

抜け出れない。

足首より下の感覚がなく焦る。

開放骨折なので血が出ていた。

 

数分後に人がきてものをどけてもらい

救急車をよんでもらう。

大きな労災事故なので警察も呼ぶ。

足は折れているため、骨折部より曲がっている。

救急車がくるのに10分ぐらいだろうか

その間に血は止まった。

 

救急車で病院を探してもらい病院へ向かう。

一個目の病院は受け入れ不可、二個目の病院でOK

出発直前に警察から「なにか恨まれるようなことはなかったか」と聞かれる。

「いや、ないです」と言った記憶がある。

 

とにかく激痛なのでなんとかしてほしいが

30分程度救急車で揺られて病院へ行く。

救急隊員の方が他の車にどいてもらいながら

最短で送り届けてもらった。感謝だ。